オーナー資本関係支援 | アタックス・ビジネス・コンサルティング

オーナー資本関係支援

オーナーの所有する資本をきちんと評価する

中小企業のオーナーにとって、会社の株式はオーナーの魂そのものといっても過言ではありません。

創業以来、脈々と受け継がれてきたオーナー家の経営理念や想い、その想いに賛同して集まってきてくれている社員が一丸となって生み出した価値、会社を支えてくれている仕入先や得意先といった利害関係者からの価値、そういった見えざる価値がオーナー株式には凝縮されています。

そして、どんな株式であっても、ゆくゆくは自分の手元から移動する時がきます。タイミングを見越しながら計画的に移動することもあれば、想像したくありませんが不慮の事態でいきなり移動させなければならない時もあるかもしれません。

株式の価値は、単純に貸借対照表に計上されている株主資本の額ではありませんし、税務上計算される株価とも異なります。オーナーの株式の本質的な価値は、会社の創出するキャッシュ・フローをベースにした経済的実態を考慮する必要があります。

私たちは、オーナーの株式価値をタイムリーに正しく認識してもらうことが中小企業にとって重要だと考えています。

オーナーの資本政策を考える

オーナーの株式の現在価値を認識したのちに、今後の資本政策を考えます。

私たちは資本政策を検討する際に、①オーナーの想い、②経営体制と現状と今後、③事業計画の3点を複合的に考えることが大事だと考えます。

まずは、「オーナーの想い」です。会社はオーナーの魂そのものですが、一方でご自身・ご家族のライフプランも大事なことです。この想いを実現できるような方法は何かをご一緒に検討します。

そして、次に「経営体制の現状と今後」です。会社経営はどのような組織体で行われているのか、それぞれの部にどのような人財がいるのか、オーナー家の関与度合等の視点で、組織体制を分析します。

また、人は必ず年齢を重ねますので、経営体制が今後も継続可能なのか、将来的に不足するポジションはどこか、オーナー家を含めた後継者の有無等をオーナーといっしょに検討し、将来の経営体制がどうあるべきかを明確にします。

最後に、「事業計画」です。事業自体のSWOT(強み・弱み・機会・脅威)を把握しながら、中期ビジョンを考え、ビジョンを達成するための目標を設定します。特に将来の業績見込みはオーナーの株式価値に大きな影響をあたえるため、オーナーや経営幹部を交えて徹底的に議論します。

私たちは、これらの4つの要素があって初めてオーナーの資本政策が明らかになるものと考えています。

オーナー資本政策を実行する

次に、オーナーの想いのつまった資本政策の実行をサポートします。

オーナーの資本政策の実行は、内部承継(「親族内承継」や親族ではない経営幹部等の「親族外承継」)と外部承継(取引先や仕入先といった「関係者承継」や事業承継ファンド等の「第三者承継」)で、それぞれ方法が異なります。

この実行支援には、私たちのグループ力が大いに発揮できます。

内部承継・外部承継ともに資本政策の推進については、事業的・財務的・税務的・労務的な検証はもちろん、提携する弁護士や不動産鑑定士等の外部専門家も交えたチーム編成が可能です。

また、外部承継における承継先の探索についても、アタックスグループは、自らの持つ幅広いネットワークを駆使し、オーナーの夢がかなうよう最善の嫁ぎ先をオーナーと共に検討してまいります。

内部承継・外部承継に限らず、私たちはオーナーの想いが実現できるよう資本政策の実行を伴走していきます。

伴走支援を通じてオーナーの想いに寄り添った資本政策を実現

私たちは伴走支援で培ったお客様との長期的関係から、会社の実態を知る外部専門家として、短期的ではなく長期的な視点でオーナーの資本政策をご一緒に考え提案します。

さらにアタックスグループの組織力を活かして資本政策の実行を徹底的にサポートします。

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