国も後押しする経営者の「伴走支援」～経営の再構築を共に！

経営者の「自己変革力」が必要な時代

国内情勢の変動に伴うサプライチェーンの見直しや、物価・エネルギー価格の高騰など、外部環境激変の煽りを受けて、業績が悪化している企業が増えています。

このようななか、取引金融機関から経営改善計画の策定・提出を求められる企業が増加傾向にあります。

日常業務で多忙を極める経営者が、計画を作成する余裕などなく、やっとの思いで計画を作成して金融機関に提出しても、計画と実績に差が出れば、その差異理由について説明を求められる。

これは経営者にとって大きな負担です。

先を見通すことが困難な時代において、中小企業や小規模事業者が成長・事業継続していくには、経営者自らが自社の経営課題を見極め、様々な環境変化に柔軟に対応し自社を変革させていく「自己変革力」を高めていくことが必要です。

しかしながら、経営者単独で意識や行動を変え、「自己変革」することは容易ではありません。

大企業に比べ中小企業・小規模事業者は経営資源に限りがあるためです。

このようななか、経営者は自社内で潜在的に発生している問題や、成長に向けた事業活動のボトルネックになっている要因に気づけない、気づいていても手を付けられていないことが少なくありません。

「伴走支援ガイドライン」の概要

こうした問題意識を踏まえ、令和5年6月に中小企業庁が経営力再構築「伴走支援ガイドライン」を公表しました。
▶参考：中小企業庁HPより

このガイドラインは、中小企業や小規模事業者の持続的な成長と経営力強化を目的に、経営者と支援者が長期的な視点で協働し、経営課題を解決するための具体的方針と手法を示しています。

ガイドラインには、経営伴走支援の基本的考え方、具体的実践方法、支援者に求められるスキルや姿勢、支援体制の構築方法などが網羅されています。

ガイドラインにおいて「経営力再構築伴走支援」は、経営者との対話と傾聴を通じて、事業者が抱える本質的な課題に気づくよう促し、内発的な動機づけにより事業者の潜在力を発揮させ、課題解決に至るよう側面的に支援するものと定義されています。

この大きなねらいは、支援期間中の企業の一連の取り組みを一過性の取り組みとせず、企業が事業環境の変化に合わせて自ら変革を続けていける力をつけることで、企業と地域が持続的に発展できる蓋然性を高めることにあります。

アタックスグループの使命

我々アタックスでは、The Attax Way（アタックスグループで働くことにおいて共通認識としている価値観）のなかで、「中堅・中小企業を応援する社会のインフラになる」という使命（Misson）を掲げています。

▶参考：アタックスグループHP

この使命（Misson）に沿って、私が所属するアタックス・ビジネス・コンサルティングでは計画策定支援はもちろん、その後の「伴走支援」にも以前から力を入れてきました。

この点は外部の公的機関や金融機関からも評価されており、「伴走支援をきちんとしてくれることが他コンサルティング会社との大きな違い」とのお声をいただいています。

私たちは毎月の経営会議で、計画と実績を比較し、差異が発生した要因を経営者や幹部（候補者含む）と徹底的に議論し、それに対する改善策を検討・実行していきます。

必要に応じて、経営者と一緒に取引金融機関に説明し、改善取り組みへの理解を促すことで、金融機関との関係強化にも貢献していると実感しています。

なかには、毎月の経営会議で行うPDCAサイクルに抵抗を感じる経営者もいますが、繰り返すうちに経営者や幹部の意識が高まり、自分たちだけで差異の要因を分析し、改善策を検討・実行するようになっていきます。

私たちの伴走支援をきっかけに経営陣の行動が変わり、最終的には自社のみでPDCAを回せる企業が１社でも多く生まれていくことが私たちの喜びです。

アタックスグループは、これからも「中堅・中小企業を応援する社会のインフラ」としての役割を担い続けます。

不足する経営資源を補完し、経営者の自己変革力を向上させるための一手段として「伴走支援」にご興味がある方は、ぜひアタックスをご検討ください。

株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティングは、中小企業の経営改善に関する様々なお悩みに対し、現状分析から伴走支援まで課題解決のためのご支援を行っています。

こちらからお気軽にご相談ください。