Case04 評価制度・面談制度の運用強化 | アタックス・ヒューマン・コンサルティング

Case04 評価制度・面談制度の運用強化

形骸化した「評価制度・面談制度」の運用強化の教育研修のご提案

顧客プロフィール

社員350名ほどの産業車両の商社

BEFORE

当該企業は、10年前に人事制度を刷新し、改訂と同時に目標管理制度を導入しました。

部下の目標設定や、部下へのフィードバック面談の仕方など、導入当時は管理職向けに制度運用の教育を行ったものの、そのうち定期的な教育がなくなり、新任管理職は、上司のやり方を見て、我流で運用するようになってしまいました。

やがて目標設定や部下との面談が形骸化。面談を熱心にやる管理職もいれば、まったくやらない管理職がいるなど、評価制度の運用にバラつきがみられるようになりました。

人事部を統轄する取締役が、現状の運用に問題意識を持ち、相談にこられました。

AFTER

アタックスからは、単に評価者研修を実施しても意味がないとお伝えし、現制度をしっかり運用できるように、運用マニュアルの見直しと、その浸透のための教育研修を企画するところからスタートすることをご提案しました。

運用強化プログラムの特長は、以下の3つです。

  1. 人事制度(評価制度・面談制度)の運用強化にフォーカスした研修企画
  2. 方針を再確認し、目標管理面談制度の手順をテキスト化
  3. 面談者(上司)に対する、目標設定面談、フィードバック面談)の目的と面談実技を含めた徹底研修の実施と効果測定

研修プログラムは以下の通りです。

事前準備

実施事項

人事・教育担当会議(2回~3回)
→役員+人事・教育担当者+アタックスで会議開催

プログラム・内容

プロジェクト会議にて以下の事項を検討

  • 人事制度思想をベースに評価制度基本方針明確化
  • 人事カレンダー・目標面談運用手順の教材化
  • 面談者の習得すべきスキルの洗い出し・教育履歴の確認

成果・効果

オリジナルテキストの完成!
運用手順の明確化により、運用レベルの統一が実現

研修当日

実施事項

研修実施半日~1日(個別設計)

集合教育プログラム例

アイスブレーク

  • 評価制度と管理職の役割
    1. 評価制度の目指すもの
    2. リーダーの役割とリーダーシップ理論
    3. コミュニケーションスキルの重要性
  • 目標設定の基本
    1. 運用手順の解説
    2. 目標管理を機能させるためには
    3. 良い目標設定・悪い目標設定
  • 面談の進めかた
    1. 面談技法の基本
    2. 目標設定面談の事例(良い例・悪い例)
    3. 面談時の禁句集
    4. フィードバック面談の留意点
    5. フィードバック面談のゴール
  • ロールプレイング(役割演習)
    グループ内で、上司役、部下役になってもらい、導入部分、展開部分、締めくくり部分についてロールプレイングを実施する。
    観察者は、演技者に対してフィードバックを行う。(1グループ4名前後)
  • まとめ

※カリキュラムは個別設計

成果・効果

目標設定の考え方統一 制度運用に役立つ面談スキルの習得

検証

実施事項

・面談実施
・面談後効果測定

プログラム・内容

ヒアリング・アンケート調査による効果測定・課題抽出

成果・効果

面談者・被面談者に対する効果測定により改良点抽出

Point① 制度理念の再確認と、運用手順の不具合の改善により制度のリファイン実現
Point② 実際の手順に沿った教材の作成と面談技法の訓練により、面談者をサポート

人事制度(評価制度・面談制度)の運用が形骸化しており、社員の成長のための制度運用になっていないとお感じの人事責任者の方は、ぜひご相談ください。

このような事例でお困りの方は、
ぜひこちらからお問い合わせください
ご相談・お問い合わせはこちら
上部へスクロール