クラフトパーソンズ・センター長
成長戦略コンサルティンググループリーダー 主席コンサルタント
25年以上の戦略コンサルティング経験を有する。
略歴
一橋大学経済学部卒。
日本IBM、ハーバード・ビジネス・スクール教授設立の米国MONITOR COMPANY等の国内外戦略系コンサルティング会社にて、事業成長のための企業変革、新規事業開発支援をリード。
アップルでパソコン関連商品の国内市場マーケティング・拡販に従事。
また、博報堂コンサルティングでブランド戦略策定及び定着化をプロジェクトリーダーとして支援。
2010年にアタックスに入社。アタックス参画後は、中堅中小企業の経営革新、次世代ビジネスモデル改革、新規事業開発支援の他、アタックス社長塾プロデューサーとして、後継者・経営者の自己成長支援。
2022年より、シニアエキスパート集団のクラフトパーソンズ・センター(CPC)を立上げ、成長戦略立案・実行支援、新規事業開発・立上支援、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング支援、デジタル・トランスフォーメーション支援に注力。
最近の主なリードプロジェクト
- 自動車・自転車関連事業の中長期成長戦略計画策定支援
- 自動車関連部品企業の新規事業開発支援
- 次世代を担う人財育成を通じた、広告代理店の事業再成長プロジェクト推進支援
- IT企業の事業再成長プロジェクト推進支援
- 工務店の100年企業構想支援
- 金属製品塗装企業の新成長事業開発プロジェクト推進支援
- 水門・鉄構製品企業の新規事業企画プロジェクト推進支援
- 古着リサイクル企業のKPIツリーを活用した業務改善
- 教育サービス企業の戦略企画推進力の向上支援
- 食品メーカーのSCM指標を起点とした事業一貫化改革
- 情報通信企業におけるM&A後の事業展開中期ビジョン策定支援
- タイヤメーカー系列店舗のCRM戦略の策定・実行支援
- タイヤメーカーのIT活用を梃子とした事業一貫の業務改革支援
- 情報活用サービス分野の新規事業開発・実践
- 自動車メーカーのシナリオ・シナリオニングによる新ビジネスモデル開発
- 精密機械メーカーのヘルスケア及び介護分野の新規事業開発支援
- 精密機械メーカーの医療分野の新規事業フィージビリティ・スタディ
- 医薬卸業の新規事業推進支援及びその推進のための仕組み・体制構築
- インダストリアル・オートメーション事業ブランド戦略策定支援
- 自動車メーカーの将来に向けたコーポレート・ポジショニング再構築
- 流通企業再生に向けた経営理念・コーポレートブランド再構築・浸透支援
- 医薬・化学品等を有する多角化企業グループのブランド再構築支援 等
インタビュー
キャリアヒストリーをお聞かせください。
私はアタックスグループに入社して14年になります。
最初の頃は中堅中小企業の経営革新、次世代ビジネスモデル改革、新規事業開発を、その後はアタックス社長塾プロデューサーとして、後継者・経営者の自己成長を支援してきました。
アタックスグループに入社する前は、大きく3つの領域でキャリアを積んできました。
過去に在籍していたIBM時代、アップル時代、博報堂グループ時代について、お話したいと思います。
IBM時代に得たものは?
戦略コンサルティンググループのマネージング・コンサルタントとして戦略案件をリードしておりました。
8つ程度の業種・業態のお客様の戦略プロジェクトを支援しましたが、特に、精密機械メーカーのヘルスケア及び介護分野の新規事業展開検討プロジェクトが記憶に深く残っています。
売上7千億円・従業員1.4万人の精密機械メーカーの次世代の柱となる4つの新規事業開発、展開計画策定を支援しました。
いろいろとプロジェクト推進上の課題はありましたが、何とか乗り越え、本プロジェクト成果に対する顧客満足度はフルスコア評価をいただきました。
IBM時代で得たものは、『企業成長に向けた事業システム(業務+ITシステム)改革を、お客様と一緒に、地道に実践していくスキル』と思います。
現在の言葉で言うと、デジタル・トランスフォーメーション(DX)支援だと考えております。
アップル時代に得たものは?
当時はアップルロゴのTシャツを着て、アップルロゴのビジネスバッグを持って、嬉々として仕事をしていたことを思い出します。今でも、販促用に作ったアップルロゴTシャツが家に多数あります。
カリフォルニアの企業風土を満喫しながら、プロダクト・マーケッターとして、担当イメージングブランドの製品開発、価格政策、チャネル政策、プロモーション政策の計画・実行・評価をリードしました。
秋葉原の家電量販店でアップル製品の売り子をしたこともあります。
担当していたイメージングブランド製品の対前四半期売上140%以上、拡販できたことが大変嬉しかったことをよく覚えております。
アップル時代に得たものは、アップルイメージング製品の日本市場への導入・拡販を通じて、『マーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)を実践して成果を出すスキル』を身に付けたことです。
もうひとつ、今でも、役に立っていることは、DSUVという概念を学んだことです。DSUVとは、Distinct Superior User’s Valueの略です。
これは、アタックスグループが提唱しているWTP(Willingness To Pay)、つまりお客様が喜んで対価を払ってくれる提供価値に通ずるものだと考えています。
博報堂グループ時代に得たものは?
プロジェクト・マネジャーとしてブランディングの視点から企業変革をリードしました。
グループブランディング、企業ブランディング、事業ブランディング、ブランド体系をテーマとした8つ程度のブランド構築・実践プロジェクトを支援しました。
博報堂グループ時代のメモリアル・プロジェクトの1つは、流通企業再生に向けた経営理念・コーポレートブランド再構築・浸透支援です。
とてもタフなプロジェクトではありましたが、再生中の流通企業にブランド戦略の視点から企業再生を支援しました。加えて生活者・株主・取引先・社員などのステークホルダーごとのブランディング活動を実施し、インターナルブランディング活動を通じ、5万人の店員一人ひとりの再生へのコミットをサポートしました。
博報堂グループ時代に得たものは、『市場右肩下がりでも、ブランドを「てこ」にして、「売り手市場」環境へ転換し、創り出して行くスキル』だと考えております。
クラフトパーソンズ・センター(CPC)のシニアエキスパートの今だからこそ、お客様に提供できることは?
IBM時代、アップル時代、博報堂グループ時代で得たもの、さらにこれまで14年間のアタックスグループで培ってきたものを集大成し、クラフトパーソンズ・センター(CPC)のシニアエキスパートになった今だからこそ、提供しうる4つの分野の実践知・スキルで、お客様の成長に強く価値貢献して行きたいと思います。
- 私の提供価値1.
- 成長戦略立案・実行支援
- 私の提供価値2.
- 新規事業開発・立上支援
- 私の提供価値3.
- ビジネス・プロセス・リエンジニアリング支援
デジタル・トランスフォーメーション支援 - 私の提供価値4.
- 問題解決力アップのためのコーチング