創業社長の強いリーダーシップの弊害で社員が指示待ちになっている雰囲気を打破したい。
ご相談時の状況
自動車関連部品を提供しているK社は、カリスマ性のある創業社長が強いリーダーシップで成長してきた製造業でした。しかし、年齢が高くなるにつれ巨頭体制からの転換が悩みとなってきました。
アタックスの対応
この会社は人数規模としては100名を超える中堅企業で、ミドルマネジメントの方々の関与が希薄で評価や報酬管理などに支障が出ることが予想されました。
そこで、当社が現状を確認したところ、創業社長の現場は握力と的確な指示・指導が行きわたっており、現状では問題はないことがわかりました。
ただ、一方で社員に指示待ちの雰囲気が出始めていることも事実であり、今後問題が発生することが懸念されました。
これらの現状をもとに、当社では事業承継の一環として、後継者とそのブレーン候補による人事制度構築プロジェクトを立上げ、制度構築とマネジメント教育を一石二鳥で取り組むことを計画しました。
すでにご子息が後継として入社していたことから、次世代体制へのバトンタッチとして、かつ創業社長頼みの人事マネジメントからの脱却を目指して、後継者を中心とした人事制度改革プロジェクトを立ち上げました。
続いて、ミドルマネジメントを巻き込んだ人事の仕組み作りを進めていったのです。
最終的にアタックスは「人材育成スタイル」でご支援することになり、ミドルマネジメントの方々の教育、意識改革にもつながりました。当社が伴走しお客様自らが設計した制度なので、当事者意識も生まれ、今では確実に運用ができるようになっています。
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