さよなら、セントーサマーライオン | アタックス税理士法人 国際部

さよなら、セントーサマーライオン

2020年1月10日

新年明けましておめでとうございます。
本年もアタックス国際部コラムをよろしくお願いします。

さて、今回のシンガポールコラムは2019年10月をもって閉鎖されたセントーサ島のマーライオンをトリビュートコラムとして取り上げてみます。

シンガポール内にマーライオンは何体あるかご存じでしょうか。

マーライオンといえば、ガイドブック等でよく見かける高層ビル街を背景に映る最も有名なマーライオンを思い浮かべる方が多いと思います。私も毎日そのマーライオンを車上から眺めながらバスで通勤しています。

そんな最も有名なものを含め、7体の政府公認マーライオンがありました。

そのうち、セントーサ島にあるマーライオンが取り壊されましたので、現存は6体です。

セントーサ島のマーライオンは、最も大きく、凛々しく(ライオンらしい表情)、唯一展望台として上ることができるものでした。旅行で訪れた際に、展望台に登り、記念メダルを手にされた方も多いと思います。

マーライオンの閉鎖は寂しい知らせですが、今後、セントーサの再開発によりミニオンパークやマリオランドの建設が計画としてあがっており、計画実現が楽しみでもあります。

再開発を決定したシンガポール政府ですが、春に再開発計画を発表し、9月にマーライオンの取り壊し発表、10月営業停止、2019年内取り壊しとなかりのスピード感で意思決定と計画の実行を行っています。

経営に置き換えてみても、先見性と実行力が重要ですので、今回のシンガポール政府の迅速な意思決定と行動力は見習うべきものといえます。

2020年のシンガポールコラムは、税務、会計とは異なる視点からスタートをさせていただきました。

今年は、シンガポールの選挙が行われる年でもあり、GST(消費税)税率改正をはじめいろいろお届けするニュースが多いと予想されます。

今後も税務、会計に限らず、現地に密着したコラムをお届けしていきますので、ご期待ください。

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