公認会計士・税理士
略歴
- 1990年 3月
- 名城大学法学部法学科卒業
- 1996年 4月
- 株式会社アタックス入社
- 2001年 7月
- 公認会計士・税理士登録
- 2002年 4月
- アタックス税理士法人 社員 就任
- 2004年 6月
- 協同乳業株式会社 監査役 就任
- 2014年12月
- 日東エフシー株式会社 取締役 就任
- 2015年12月
- 日東エフシー株式会社 取締役(監査等委員) 就任
- 2016年10月
- アタックス税理士法人 代表社員 就任(現任)
- 2018年12月
- 株式会社アタックス 取締役 就任(現任)
アタックスグループ パートナー 就任(現任)
業務歴
- 資本政策支援業務
- 組織再編支援業務
- 相続対策支援業務
- ファイナンシャルプランニング支援業務
- 自社株対策支援業務
- 国際税務対応業務
著書・寄稿
- 住宅取得等資金の贈与税についての考察/三菱東京UFJ銀行「BUSINESS REPORT」2009年
- 経営承継円滑化法のポイント/第一生命 2008年
- 経営承継円滑化法~自社株の納税猶予制度の方向性~/三菱東京UFJ銀行「BUSINESS REPORT」2008年
- 社長の幸せな辞め方~事業承継 3つの選択(共著)/かんき出版 2007年
- 住宅取得資金と相続時精算課税制度/会員情報誌Livra 2005年
- 新しい金融商品~REIT~を考える/会員情報誌Livra 2005年
- ライフプランニングと生命保険/会員情報誌Livra 2005年
講演歴
- 事業承継について / 名古屋而立会 2012年
- 円滑な事業承継の為に~納税猶予制度の活用事例~ / 池田泉州銀行 2011年
- 100年企業から学ぶ事業承継 / 池田泉州銀行 2010年
- 相続税と相続税調査への対応 / SMBC 2009年
- やさしい相続・遺言の話 / りそな銀行 2003年
- 中堅・中小企業のM&A概論 / 名古屋銀行 2002年
ほか多数
インタビュー
伊藤さんのキャリアヒストリーをお聞かせください。
私は、アタックス入社時にコンサルティング部門に配属され、特に資産税を中心に相続対策や事業承継といった業務に就きました。
そのあとでアタックス税理士法人が設立された後は、入社後行ってきた業務のほか、上場会社等を中心にカテゴライズされたチームで業務支援を行うようになりました。
今のアタックスの国際部(アタックス・グローバル・コンサルティング)は、そういった上場会社等へのサービスラインの一環で国際税務の支援を強化することになったことがはじまりです。
それまでも国際税務については担当者ごとに個人のスキルに任せていたのですが、組織としてしっかり対応しようという事になったわけです。
当時、アタックスのお客様もビジネスの関係でどんどん海外との取引が増えていた時期で、アタックスとしても組織的な対応が急務だったのを覚えています。
国内での体制もさることながら、海外側での業務対応を見据えて、海外で提携いただく会計士や税理士の先生方を上司や同僚と手分けして訪問したのは本当に大変でしたが、そのおかげで今の国際部の業務のクオリティが保てているのだと思っています。
これまで、国内法人の海外子会社での対応に始まって、富裕層個人の海外進出支援や相続税対策、もちろん国内での国際税務対応を含めて、いろいろな業務のご支援を行ってきました。今では移転価格業務への対応や海外での資産管理業務の支援まで行えるようになり、業務の幅はどんどん広がっています。
お客様からどのようなや悩み、相談が多いのでしょうか?
基本は、法人のお客様の海外子会社との取引にかかるご相談が多いです。
日本の国税局や税務署の税務調査で指摘を受け、具体的にどう対応してよいかといったご相談もあります。個人のお客様からは、将来的な相続を見据えた海外資産のあり方や総合的な資産承継対策のご相談があります。
一昔前に比べて、ヒト、モノ、カネ、情報が容易に国境を越えて行き来できる時代になって、ご相談いただく内容もどんどん複雑になってきていますね。
伊藤さんが仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか?
「信頼関係の構築」でしょうか。
お客様と信頼を築くことは当然ですが、社内の組織であったり、外部のビジネスパートナーであったり、仕事をするうえでかかわる人間との信頼関係が構築できなければ何も成しえることができないと思います。
これだけ世の中が複雑で変化が激しくなってくると、決して一人だけで仕事ができるとは思えませ
んし、信頼関係という土台の上でのいろいろな人の協力が無ければスピーディーで高品質な仕事の提供はかないません。
もちろん、信頼関係の構築には時間も労力もかかります。
私も過去にはいろいろな失敗も経験しました。私たちのこれまで培ってきた組織やネットワークでの信頼関係は、お客様をご支援する仕事において自信をもって大きな強みと言えます。
アタックスのミッションは「社長の最良の相談相手」ですが、それにまつわるエピソードは何かありますでしょうか?
顧問先として長くご支援させていただいているお客様は、課題の整理をさせていただいたうえで優先順位付けを行って、課題解決に向けて伴走させていただいています。
お客様の状況や環境変化の中で毎年の見直しも行いながら推進状況について常に共有させていただいています。
そうした時間の共有の中で、目先の課題だけでなく、新たに生じてくるさまざまな課題のご相談を最初にお声がけいただける関係は、我々にとってやりがいを感じさせてもらえる貴重な瞬間です。
また、業務のクロージングやひと区切りの際に、お客様と酌み交わすお酒やお食事の機会は最高に楽しく嬉しい時間ですね。
最後にこのインタビューを読まれている方に一言お願いします。
法人も個人も海外が絡んでくると途端に複雑になってきますが、現状の課題を整理し、将来も見据えたうえでの総合的な対応を図るお手伝いが私たちにはできます。
実行支援にあたっては、しっかりと伴走しながら緻密に対応させていただきますので、安心して業務をお任せいただけると思います。
海外に絡む経営や財産にお悩みがあれば、是非、お気軽にアタックスへお問い合わせいただければと思います。
また、私たちがお客様に提供するご支援は、いろいろな人との関わりを創りながらやっていく仕事ですが、やりがいとともに人生の価値観を広げてくれる仕事だと思います。
海外にまたがる経営・財産関係の仕事に興味がある若い方は、是非、アタックス・グローバル・コンサルティングの戸をたたいて欲しいですね。