先輩の声13

現在は、経営状態が悪化し、業績回復が困難な状況に陥った企業の経営建て直しを図る「事業再生」を主に担当しています。
具体的には、事業再生における財務デューデリジェンス（以下ＤＤ）・事業DD、経営改善計画の策定支援を中心に、計画実行の伴走や、経理業務改善等を支援しています。クライアント規模は売上高数億円～数十億円くらいで、業種業界は様々です。

DDのフェーズでは、経営者へのヒアリング、データ分析、現場のオペレーションヒアリング等を通して、対象企業の実態を明らかにし、課題の抽出を行い、レポートに落とし込みます。

経営改善計画策定のフェーズでは、経営者とディスカッションしながら、改善の方向性を決め、それを数値計画やアクションプランに落とし込んでいきます。

計画実行の伴走支援のフェーズでは、月に1回会社に訪問して業績の予算実績差異の分析や、改善施策に対するPDCAを行っています。

はい。とても活躍できる場所だと思います。

私が所属する㈱アタックス・ビジネス・コンサルティングには、中小企業診断士が多数活躍しています。
事業再生における事業DDや経営改善計画の策定では、現状の問題把握や改善の方向性を検討する際に、経営全般の知識が必要となることが多く、診断士で学ぶ内容が活きることが多々あります。
アタックスの仕事は、中小企業の経営支援が中心なので、経営全般の知識があることは、社長とディスカッションする際にはとても役に立つと思います。

クライアントである経営者から直接感謝された時にやりがいを感じます。

これまで会社が把握できていなかった部門別損益を出して、問題点を把握することができたり、計画策定の際に改善の方向性が見えたりすると、やるべきことの明確化ができて良かったと言われることが多いです。

また、経営者の多くが孤独を感じており、「相談できるだけでも助かります。」と感謝されることもあります。そのような時に、もっと頼ってもらえるように自己研鑽しよう！と思います。

「社長の最良の相談相手」を目指すのにはとても良い環境です！一緒に中小企業を元気にしましょう！