長谷川 博紀 | アタックス・セールス・アソシエイツ

長谷川 博紀

はせがわ ひろき HASEGAWA Hiroki
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ コンサルタント
中小企業診断士 工学修士
大学院修了後、大手化粧品メーカーに入社。5年あまり研究員として化粧品の商品開発業務などを担当したのち、経営企画室へ異動。3年間で経営企画業務や販売戦略策定業務、新規事業立ち上げなどに従事し、2018年に アタックスに入社。
入社後は「強くて愛される会社」を志す経営者の育成機関「アタックス社長塾」のプログラム・ディレクターとして5年間で130社もの多様な業界の経営者や後継者の育成支援に携わり、特に後継経営者の相談相手となっている。
2023年よりアタックス・セールス・アソシエイツに参画し、目標の2倍の予材をあらかじめ仕込んで絶対達成させるマネジメント手法である「予材管理」をベースに中堅中小企業に営業支援に携わっている。

略歴

1986年
京都府京都市生まれ
2011年
大阪市立大学大学院 工学研究科修了(化学生物系専攻)
2011年
大手化粧品メーカーに入社
2018年
株式会社アタックス入社
2023年
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツへ異動

講演歴

  • 経営者向け「財務アタマ」トレーニング研修
  • 若手リーダー向け研修(問題解決・ロジカルシンキング)
  • 変わっていく社会の中で大切な「お金」と「思考力」の話/仁愛大学

インタビュー

長谷川さんのキャリアヒストリーをお聞かせください。

私のキャリアのスタートは化粧品会社の研究員でした。

白衣を着て化粧品の商品開発を行う毎日でしたが、転機となったのは経営企画室への異動です。

異動した当初は経営に関する知識はゼロ。そのような私が最も印象深かった業務が新規事業の立ち上げでした。

これまでは良い商品を生み出すことに焦点があたっていたので、重視すべきは商品の機能性。ですが、新規事業を進めていくうえで求められるのは顧客理解です。

研究員の頃とは正反対の視点で考えることが求められましたが、顧客インタビューを行うことや店舗販売の現場に足繫く通い、店長やスタッフの方々との関係構築にも努めることで顧客理解を深めていきました。

そうしているうちに、店長から店舗経営に関する相談を受けるようにもなり、財務会計やマーケティングなど経営についての知識を書籍だけでなく現場経験からも学ばせていただくことができました。

店長と経営について意見交換を日々行わせていただき、新規事業を進めていくうえで必要な店舗売上目標の達成に貢献することができました。

その後、経営コンサルティングファームであるアタックスに入社しまして、中堅中小企業の事業承継を支援していくチームに配属され、「社長の後継者」と呼ばれる方々を対象とした経営塾「アタックス社長塾」のプログラムディレクター(企画運営の担当責任者)を5年ほど務めました。

「社長塾」では130社もの多様な業界の経営者や後継者と接し、経営者として必要な知識やスキルの習得に対してサポートをさせていただきました。

また、このときに中小企業診断士の資格も取得したため、二代目・三代目の後継者の育成支援の現場にも直接携わることもできました。

このようにメーカーのモノ作りから製造、販売、そして経営までを経験し、様々な業界を見てきた自分だからこそ、気づくことやお伝えできることがあります。

中堅中小企業の経営者の最大の悩みである「売上・利益目標の達成」に対して、今は営業の現場から支援しています。

現在の仕事でお客様からどのような悩み・相談が多いのでしょうか?

経営者や経営幹部の方のご相談を伺っておりますと「ヒト」に関するもの、具体的には「採用」や「育成」についてのお悩みが多いです。

経営計画などで描いている「あるべき姿」を実現する上で現状とのギャップをどのように埋めていけばよいか、ということについても話し合っています。

長谷川さんの仕事をする上での大切にしていることはどのようなことでしょうか

仕事の「速さ」と「丁寧さ」です。

企業を取り巻く経営環境の変化は激しく、会社が生き残っていくためには変化に適応していく必要があります。

そこで発生する様々な意思決定を行う経営者や経営幹部の方々に対し、情報提供を適切に行っていくためには「速さ」が求められますし、また「丁寧さ」も求められます。

その結果として、お客様とラポールが構築されていくものだと思います。

アタックスのミッションは「社長の最良の相談相手」です。何かエピソードはありますでしょうか?

ある社長との面談が終わった後に「長谷川さんと話をすることで頭が整理できました」と仰っていただけたとき、「社長の最良の相談相手」という言葉の意味を実感しました。

私たちは税務・会計や人事労務をはじめとする専門的な技能を持っているため、その技能を有するコンサルタントがお客様の問題解決を行っています。

そのため、各専門性に応じて相談者を選択することが一般的です。一方で、「社長の最良の相談相手」とは経営に対して幅広い知識を持ち「この人なら何でも相談できる」と社長に認めてもらえた存在のことだと思います。

先の社長と面談をさせていただいた時は、発生型の問題だけでなく設定型の問題についても意見交換をさせていただきました。

また、会社の未来を描くお手伝いもさせていただきました。その結果として、社長の意思決定の背中を押して差し上げることができたとき、少し「社長の最良の相談相手」に近づけたのかな、と思いました。

最後に(お客様に一言)

~なぜ「目標未達成」で終わる企業が多いのか?~

これは、弊社横山の書籍『最強の経営を実現する「予材管理」のすべて』の帯に書かれている言葉です。

私がお会いした経営者や経営幹部のなかで、経営が上手くいっていない方の特徴の一つは「あるべき姿が曖昧」であることです。

未来が具体的に描けていないので、いわゆる「なりゆき経営」となっています。

目標達成するためには、まずは「あるべき姿を明確にすること」です。

そして、現状とのギャップを正確に把握し、そのギャップを埋めるためにはどのような問題を解消しなければならないのかを考えることから始まります。

悩みは「知らないことに対する不安」から発生します。悩んでいるだけでは、物事は何一つ解決しません。

その不安を解消するうえで必要なノウハウやスキルを弊社は持っています。事例もあります。

是非一度、弊社にご相談してください。一緒に目標達成を実現していきましょう。

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