これから会社を担っていく経営者にとって、視座を高めることは重要です。
ここで言う視座とは「物事を見る上での立場のこと」で、経営者として会社全体を見ていく上では欠かせません。しかし、特定の現場を長く経験した後に経営に参画されることにより、偏った視点で見てしまうことも少なくありません。
しかし、社長塾を受講することで、講師や伴走コンサルタントの指導により、経営のプロとしての目線から会社を見る力を養うことができます。具体的には、ワークを通して自社を取り巻く環境や強み弱みなどの自社分析を、各種フレームワークを通して行います。
1.プロの見方
社長塾の受講生お一人お一人につく伴走コンサルタントは、日ごろから事業支援を行っている現役ばかり。そのため、現場で本当に使っているフレームワークで自社を見ていきます。
そのフレームワークは、5フォース分析やバリューチェーン分析、SWOT分析など手法としては一般的なものではありますが、いずれも中堅中小企業で使う場合の勘所があります。
社長塾では、コンサルタントの視点で自社を分析し、現状分析や課題抽出を行うやり方を惜しげもなくお伝えしていきます。
2.自社を客観的に見る
フレームワークを使うことで、客観的な視点で自社のことを見ることができます。このフレームワークは講義内で学び、事後課題に取り組むことで実践的な理解を深めることができます。
そのなかで、自社の分析を行うことで、「自社のことは自分が一番よく分かっている」と思っていたがそうではなかったことに気づかされます。そして、ご自身で考え知ることで、自覚が芽生え、行動にも表れてきます。
3.まとめ
様々なフレームワークを通して自社のことを客観的に知ることにより、真の意味での自社の強みや弱みを知ることになります。また、自社を取り巻く外部環境や内部環境の状況はもちろん、他社との違いも見えてきます。すると、どうすれば他社と差別化できるかが明確になってきますので、独自性のある価値創造が可能になります。