第15期アタックス社長塾 第6講を開催いたしました。 | アタックス社長塾

第15期アタックス社長塾 第6講を開催いたしました。

2021年5月22日

アタックスの長谷川です。

14,15日の2日間にわたり、15期社長塾の第6講を開催いたしました。

第6講では、松野講師と西浦塾長が担当の「経営者の資金調達と金融機関と適切に付き合う方法」、横田講師が担当の「経営者の話し方・伝え方(実践・応用編)」、そして株式会社日本レーザーの代表取締役会長 近藤宣之氏を招聘講師とする「一流社長との経営対話」の3つの講義が行われました。

今回は、主に【一流社長との経営対話】についてレポートいたします。

株式会社日本レーザーは東京都新宿区が本社の「レーザー機器・装置の輸入販売」の会社です。
「人を大切にする経営」を実践している日本レーザーは、このコロナ禍でも27年連続黒字経営を継続されておられ、今回は近藤会長に「我が経営を語る」というテーマで講義をいただきました。

まず初めに、「会社を永続させること」「赤字を絶対に出してはいけない」ということが大前提で、会社の目的は「働く人とその家族を幸せにすること」であるということを話されました。
つまり、「人を大切にする経営」は手段であるということです。手段と目的については、確りと押さえるべきポイントです。

近藤会長はこれまで多くの書籍を出版されておられ、例えば人事評価制度や就業規則、TOEICの点数評価など多くの事例を紹介されておられます。
その根本的なポイントは「社員の成長が会社の成長に繋がる」というところからくる仕組みであり、自らが成果を上げることにより雇用を守ることに繋がることが伺えました。
優しさの裏にある厳しさだと思います。「人を大切にする」ということは単に甘やかすことではないということが分かりました。

また、経営者がきちんとビジネスモデルを構築すること、そして社員とさりげないコミュニケーションを率先して行うことこそが、社員が力を発揮し成果を上げることに繋がるということも学びました。

昨今、会社の経営環境も大きく変化しており、金銭的報酬以外にも「働き甲斐」や「やりがい」といった非金銭的報酬も意識しなければいけません。
それが社員の幸福度を高めることに繋がるわけですが、そのためにはリーダー自身が変わる必要がある、と近藤会長はお話しされておられました。

この部分は参加されておられる塾生にとっては印象に残るメッセージだったようで、講義後のアンケートでは、

  • 改めて経営者としての覚悟が必要だということを再認識しました。改革に向けて、社員1人1人と向き合っていきます。
  • 社長塾で学んできて自分の中にでき始めた考え方に日本レーザー会長の考え方が非常に共感できた。中小企業ならではの方法を自社に活かしていきたいと思います。

といった声をいただきました。

講義の後は塾生との意見交換会が2時間以上にもおよび、講義の内容から普段の経営での悩みまで真摯にお答えいただいた近藤会長の誠実なお人柄に、経営者としてのあるべき姿を学んだ講義となりました。

【経営者の資金調達と金融機関と適切に付き合う方法】と【経営者の話し方・伝え方(実践・応用編)】については2日目に行われました。

【経営者の資金調達と金融機関と適切に付き合う方法】については、主に銀行対策として塾生からのリアルな質問が飛び交い、経営者としての実務的な面での学びが多かった講義となりました。

また、【経営者の話し方・伝え方(実践・応用編)】については、普段のスピーチのみならず、今後控える社長塾の計画発表大会のプレゼンに向けたトレーニングも行いました。
当期のはじめの方にも(基礎編)を行いましたが、その成果もあったようで皆さんのスピーチは非常に上手く驚きました。
今回見直した部分も含めて、計画発表大会のプレゼンに活かしていただきたいと思います。

次回の第7講の講義は「計画経営の成果を測定する業績管理制度と未来決算書」、そして「北村副塾長との経営対話」と実習の予定です。

15期社長塾も佳境に入ってきました。引き続き、頑張ってまいりましょう!

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