第16期アタックス社長塾 第9講を開催いたしました。 | アタックス社長塾

第16期アタックス社長塾 第9講を開催いたしました。

2021年5月24日

アタックスの長谷川です。

先日、第16期アタックス社長塾の9回目の講義
「中堅中小企業に今強く求められるデジタル戦略」
を開催いたしました。

講師は、㈱アタックス・エッジ・コンサルティングの代表取締役である酒井が勤めました。

本講座では、デジタルトランスフォーメーション(Dx)についてデジタル変革のステップと主にデジタル推進の方法論について学びました。

はじめに、中堅中小企業におけるデジタル化についての現状を統計データから認識し、Dxという言葉の定義から、講義を進めました。

局所的なデジタル化である「デジタイゼーション」
全域的なデジタル化である「デジタライゼーション」
そして、デジタル化により生まれた新たなビジネスの価値創造たる「デジタルトランスフォーメーション」

この認識については、塾生も大きな気づきと確認となったようで、画面上からも頷いている方が多くみられました。

このあと、自社のデジタル化の状況について個人検討を行っていただきましたが、
「デジタイゼーション」~「デジタライゼーション」の段階にある会社が多いと思われました。

また、今回は前回の講義で学んだ「業績管理」を見直す機会となりました。

講師が実際に支援した事例をケーススタディとして塾生に検討いただきました。
「業績管理」からくる課題、「業務フロー」の見直しからくる課題についてまとめていきましたが、
短い時間の中でも改善の勘所を学びました。

ITは馴染みがないと難しい分野ではありますが、ITはあくまでも手段の一つです。
根本は経営における課題解決ですので、今回の講義内容を繰り返し見直しいただいて、
自社の変革に結び付けていただきたいところです。

最後に、今回の講義について、いただきましたご意見の一部を紹介いたします。

  • 現状の仕事をアナログ段階で整理することが重要。デジタル化はそれから。
    会社として何が重要な情報なのかを、優先順位を付けて分析することが重要。
  • 今回の講義を受け、まだまだ手入力が多い自社を出来るだけ簡潔に時間をかけずに
    業務がこなせるように継続して課題に向き合っていきたいと感じました。
  • 現状からの変革と決断を具体的に行うことについて、社員間でのハレーションや拒絶と向き合うことが非常に難しいと感じました。
  • デジタル化へ向けての取り組み方とポイントについては、まさに目からウロコでした。
    非常に参考になりました。自社への早速反映させていただきます。 有難うござます。
  • DXなど現時点ではほど遠い弊社の為、導入の際にはこのようなことに注意するということが分かりました。
    講義の最後にも言われていましたが、DXをただ導入するだけではだめだということは特に覚えておきたいと思います。

次回は自社変革シナリオ策定実習の2回目です。社長塾の後半も頑張ってまいりましょう!

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