アタックスの長谷川です。
11,12日の2日間にわたり、15期社長塾の第7講を開催いたしました。
第7講では、
- 戦略課題解決実習
- 北村副塾長との経営対話
- 計画経営の成果を測定する業績管理制度と未来決算書
の3講義を行いました。
まず、【戦略課題解決実習】では、佳境となっております経営課題解決計画(中期経営計画)
の策定について、今回は「池クジラ」にフォーカスをあてて検討を行いました。
なお、「池クジラ」とはアタックス社長塾ならではの考え方で、ビジネスモデルでもあり
会社のあり方でもあります。
※詳しくは、塾長の西浦の書籍「高収益企業の“池クジラ”戦略“強くて愛される”21社の成功に学ぶ」を参照ください。
事前に検討いただいたワークシートをもとに伴走コンサルタントからフィードバックしまして、
さらに熟考いただき計画づくりを進めていきました。
伴走コンサルタントと話をすることで目指すべき方向が明確になった方、逆に多面的に
自社を振り返ることで悩みが深くなられた方など様々です。
その中で、一つの区切りとして次々回の計画発表大会に向けて精一杯取り組んでいただくことになります。
ラストスパートを走り切っていただけるよう、伴走してまいります。
つぎに、【北村副塾長との経営対話】では、北村副塾長に登壇いただき、事前にいただいて
おりました塾生からの質問をもとに意見交換を行いました。
評価の行い方や人事制度、採用についての話からコロナ禍におけるコミュニケーションまで、
多岐に渡って人事組織について解説をいただきました。
なかでも印象に残ったのは、塾生からの「採用」に関する追加の質問に対し他の塾生も交えた
意見交換が行われました。
第4講での講義のなかでお伝えしきれなかったことも含め、良い情報提供の場となったと思います。
最後に、【計画経営の成果を測定する業績管理制度と未来決算書】です。
講師はアタックス・ビジネス・コンサルティング代表の池ヶ谷が務めました。
この講義の大きなテーマは「計画経営」です。
「計画経営」は、「方針」と「業績管理」、「人事制度」の3つが有機的に
結びついていることが重要であることについて説明がなされました。
そのなかで言葉の定義、特に「方針」については「理念」と「ビジョン」にも触れ、
1日目の実習で検討した「池クジラ構想」がベースにあることを確認しました。
ある意味、ここまで学んできたことの総まとめのような内容でした。
また、「計画経営」を考えるにあたり、自社の現状を整理するワークを数題行いました。
全体発表・シェアを行うことにより、自社以外の会社の経営の考え方について
お互いの理解を深める良い機会にもなりました。
最後に、第7講のアンケートから塾生の感想の一部をご紹介いたします。
- 会社として業績の分析の方法(セグメント別、セグメントクロス等)について理解を深められたと思う。課題に取り組みながら、もう一度理解を深められるようにしていきたい。
- 多少難しかったが、とりあえずやれることを考えて、自社の方針を明確にしなければとは思いました。
- 自社ではKGI事態の議論はあるが、構造化やブレイクダウンが仕切れていない点がある。社員のKPIに向かう納得度を得て、社員力をフルで出してもらうためには、とても必要なステップであると感じた。
次回は、計画策定の大詰めの実習回です。
2日間続けて、取り組みます。
一緒に頑張ってまいりましょう。