第16期アタックス社長塾 第10講を開催いたしました。 | アタックス社長塾

第16期アタックス社長塾 第10講を開催いたしました。

2021年6月23日

アタックスの長谷川です。

先日、第16期アタックス社長塾の10回目の講義
「自社変革シナリオ策定実習(2)」
を開催いたしました。

講師は、アタックス社長塾の小島が講師をつとめました。

本講座では、社長塾で学んだことのアウトプットである「自社変革シナリオ(経営計画)」の
策定にあたっての実習レクチャーとなります。

これまでの講義で取り組んできた課題(自社分析や変革方針)の整理と計画に落とし込む
ための数値計画づくり(「未来決算書」と呼んでいます)に関する内容でした。

一つ目の「課題の整理」について。
大きく「競争力」と「社員力」に分けて変革テーマに対してどれくらい効果が見込めるか、
それぞれを検討を進めていきます。
売上・原価・経費・利益の4つの面で捉えることがポイントです。

二つ目の「数値計画づくり」について。
「未来決算書」のツールの使い方を中心に、これまで検討した業績目標(KGI)と経営損益
計算書をもとに3年後の利益目標を設定していきます。
先の「変革テーマに対する効果性」を踏まえながら検討をしていきます。

当社長塾では、このような計画策定に対しては「ファクト(事実、根拠)」をベースに
進めていきます。

これは、計画が机上の空論ではなく、すぐに実行に移せるようなものでないと意味がないため、
そして、計画策定の流れを習得し来期から自走いただけるようにするためです。

財務の講義でもお話しした「ファクトとロジック」の話です。
「魂の込もった経営計画」を策定いただき、成果を上げていただきたいと願っております。

最後に、今回の講義について、いただきましたご意見の一部を紹介いたします。

  • 税理士と自社の経理とのコミュニケーションをとって、いろいろと話をしないと決めるものも決められないと改めて気づきました。
  • 社員力変革アクションテーマの概算インパクト数値の検討:概算で検討した数値の論拠。概算とは言え論拠の考え方が難しい。
  • 未来決算書を以って、社員に希望を見せられるようにしたいと思います。
  • 実際に作り始めないと、どの部分が足りていないのかなど気づかないと思いました。忘れないうちに取り掛かり、伴走セッションで質問できたらと思います。
  • 全体的に難しかった

本講座はインプットすることが多く、イメージを掴みづらかったかと思います。
いただいたご意見は、次回の実習の反省として活かしていきたいと思います。

また、次回第11講は「銀行対策、資金繰り」がテーマの講座です。ラストスパート、頑張ってまいりましょう!

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