アタックスの長谷川です。
先日、第16期アタックス社長塾の11回目の講義
「破綻を回避する中堅中小企業の資金繰り・銀行対策」
を開催いたしました。
講師は、㈱アタックス 金融ソリューション室の室長である松野が講師をつとめました。
本講座は、事業を展開していくための資金調達の点と調達先の金融機関と、
どのように関係性を構築するのかという点について、元銀行マンならではの視点と
経験から講義・解説をしていくものでした。
今回の講座のポイントは大きく3つ。
一つ目は事業の成長段階によって調達すべき資金(資金需要)は異なってくるということ、
二つ目は銀行との付き合い方は定量面と定性面の両面を意識する必要があるということ、
そして三つめはメインとなる銀行と準メインとの差別化と機能を整理しておくこと。
特に、一つ目のポイントについて、会社を永続させていく上で、
事業のポートフォリオを繋げて衰退期を防ぐ(新たな成長期と相殺させる)ことが
重要だと、プロダクトライフサイクルのチャートを用いながら説明を致しました。
ご自身の会社が今どのような状況にあるのか、立ち位置を見極めて今後の展開に
向けて取り組んでいただければと思います。
最後に、今回の講義について、いただきましたご意見の一部を紹介いたします。
- まだ銀行様とお話をさせていただたいたことがないので、「付き合い方」以降の内容はすべて学びでした。
- 銀行とのおつきあいは決算報告と資金を借りる以外、必要と感じていませんでした。
会社の事業推進同様に報告、連絡、相談 PDCA報告が必要なことを知りました。 - 銀行も 人付き合いがポイントの一つなのを学びました。
- メイン銀行との関係性を構築し、リスクに備えることは重要だと感じました。
- 銀行の在り方を学べました。お互いのスタンスがわかれば、やり取りもしやすくなると思いました。
第12講は「営業販売、戦略」がテーマの講座です。次回も、頑張ってまいりましょう!