アタックス社長塾 プログラムディレクターの長谷川です。
長雨が続いておりましたが、今週はようやく快晴の日が見れそうです。
雨のために気温の面で比較的過ごしやすい日が続いておりましたが、再び猛暑日予報です…。
くれぐれも体調管理にはご注意ください。
さて、先日、第17期社長塾の第7講「計画経営の成果を測定する業績管理制度」を開催いたしました。
第7講の講師は株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティング」代表の池ヶ谷 穣次です。
ここまでの研修で学んできた「経営理念」「財務アタマ」「競争力」「社員力」を有機的に連携させるための考え方、すなわち経営計画や業績管理などの「仕組み化」をテーマに行いました。
今回の講義については、冒頭に講師が話をしたことに全てが詰まっているなと思いまして、それは、
方針(理念やビジネスモデルから生まれる)×組織力(社員力)=会社のチカラ(成果)
という式です。
会社の目指す方向性が明確になり、そこに向かって社員が力を発揮すれば、自ずと成果はついてくる。しかし、いずれかがネガティブであれば、成果も上がらない、ということをシンプルに表現しており、わかりやすいなと思います。
この式において、掛け算の部分が今回のテーマである「仕組み化」です。
方針や組織力が正常に働いているかを成果測定(見える化)し、経営計画を立てて目標(KGI)に向けてリソースを適切に配分し経営をしていく。
それにより「会社のチカラ」を十分に発揮することにつながります。
一方で、忘れてはいけないことは、方針を決めるのは経営者の仕事であり、役割でもあるということです。
社員がイキイキと輝いて働く愛される会社となるためには、強い会社としての基盤が欠かせないので、方針は改めて重要だと見直すきっかけになったかと思います。
最後に、第7講のアンケートから塾生の感想の一部をご紹介いたします。
- 計画経営をしていくことで、様々な視点から自社を分析し、色んな切り口で会社の強みや弱みに対策を打っていけると思いました。
- 計画経営の構成要素とし各々のリンクの仕方について学ぶことができました。
- 経営損益計算書を社内でも作成して、月1回社内で関係者を集めて会議を開催したいと思います。
- 計画経営の概念を新たに知ることができた。今後自社の実態を理解するために必須のツールであるので、しっかりと理解したい。
次回は、一流社長をお招きして「我が経営を語る」というテーマで講演をいただきます。
この第17期のゲスト講師は徳武産業株式会社の十河 孝男 会長です。
多数のメディアにも出演されており、「強くて愛される会社」の代表的な企業です。
ここまで学んできた「実践経営理論」を整理するためにも、十河会長の講演、また塾生との意見交換会が今からも楽しみです。
引き続き、よろしくお願いいたします。