アタックス社長塾 プログラムディレクターの長谷川です。
先日、第18期社長塾の第5講を開催いたしました。
今回のテーマは「財務」です。
「数字で経営を語るための財務分析」の第一講目を
アタックス・グループ代表パートナーであり当塾の副塾長である林が講師を務めました。
アタックスグループは会計事務所がベースのコンサルティングファームですので、数字については非常に高い意識を持っております。「強くて愛される会社」を実現する経営者のリーダーシップとしても、「財務アタマ(財務的な経営思考力)」を重要視してお伝えをしております。
今回は会社を強くするうえでも必須スキル(※あえてスキルと表現します)である「財務」について一緒に考え学んでいきました。
まず、講師は会社の経営は「調達→投資→回収」の3つである、とお話しをしました。事業を行う上で、経営資源を調達し、それを適切に配分(投資)し、結果として利益が得られる(回収)。このサイクルを飛行機の計器盤のように計り、制御していくことこそが経営者に求められているのですが、その計器盤にあたるものこそが「決算書」です。
受講生のほとんどが「財務が苦手なので、決算書の読み方を身に付けたい!」と入塾時におっしゃっておられます。
そして、受講生のほとんどが「決算書にはあまり触れてこられなかった」ともおっしゃっておられます。
そのことを講師は知っておりますので、今回の講義ではケーススタディとして実際の決算書(事例)を用いて「決算書から課題について読み取ること」を反復練習のように行いました。
まさに「習うより慣れろ」です。今回は2社の事例について行いました。
次回は3社の事例は行う予定です。
冒頭にお話をしましたが、決算書を読む事は「スキル」です。何度も繰り返すことで間違いなくスキルアップできます。
今回の講義において、講師から決算書を読むための「型」をお伝えし、それをもとに検討いただきました。
次回も「型」を意識して取り組んでいただければ、自然と読めるようになると思います。
是非、第6講までのインターバルの間でも自社の決算書など読むトレーニングを行っていただければと思います。
最後に、講義後のアンケートについて一部ご紹介させていただきます。
- 今までは、今月、今年より良かった、悪かったぐらいしか見ていなかった。なぜ良かったのか悪かったのか、各種指標を使って自社の分析をする大事さを学びました。過去だけだなく、未来どうしたらいいか会社の方向性、決断の助けにしたいと思いました。
- 数字の良し悪しだけでなく、そこから会社像、在り方が見える、また自社に対してなら方針を打ち出せるのだなと思いました。
- 経営指標の使い方、ここからWHAT・WHY・HOWで考える。考えるにはベンチマークとの比較が必ず必要。
- 数字や考え方に慣れるのが一番と思いました。決算書から色々な事が読み取れるのに気づきました。
- 財務分析は色んな指標を用いることができるが、非常に難しかった。
- 数字で説明すると言うのが如何に難しいことで説得力があると学びました。
次回も「財務」について、今回と同じくアタックスグループ代表であり当塾の副塾長である林と学んでいきます。
次回と2講続けて反復練習を行い、一生モノのスキルを身に付けていただけることを願っております!
引き続き、頑張っていきましょう!宜しくお願い致します!