第18期アタックス社長塾 第10講と第11講を開催いたしました。 | アタックス社長塾

第18期アタックス社長塾 第10講と第11講を開催いたしました。

2022年5月23日

アタックス社長塾 プログラムディレクターの長谷川です。

先日、第18期社長塾の第10講と第11講を開催いたしました。
早いもので、1年間のプログラムも残り半分です。

今回は、社長塾の修了要件でもある「価値創造計画」の策定実習がありました。
インプットされたことを、アウトプットしていくことで、実行力を高めていきます。
それでは、今回の開催レポートです。

◆第10講:中堅中小企業に今強く求められるデジタル戦略

この講義のテーマは「デジタルトランスフォーメーション(DX)」です。
講師は、株式会社アタックス・エッジ・コンサルティングの代表である酒井が務めました。

コロナ禍でオンライン会議をはじめとするツールの導入や実践が進んだ会社も多くあると思います。
それらを「DX化」と捉えておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら「デジタル化」なのかもしれません。

「DX」は、局所的な対処によるものではなく、プロセス全体、ひいては新たなビジネス価値を創造してこそ「デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術による変革)」である、ということを冒頭にお伝えをいたしました。

※例えば、書籍の世界で例えると、
書籍の電子化(局所的なデジタル化)→流通プロセスの変化(全域的なデジタル化)→定額読み放題サブスクリプション(DX化!)
となります。

今回のテーマは、局所的なデジタル化の促進を目的としたわけではなく、経営者として知っていただきたい「新たなビジネス価値を生み出すためのデジタル化」についてです。
私どもが知っている「強くて愛される会社」は、いずれも有効的に「デジタルツール」を活用されています。この社長塾の目的が「強くて愛される会社」ですので、受講生の皆さまも「デジタル化」について検討いただく機会になればと思います。

事例を2題ご用意し、グループディスカッションを行いましたが、各社のデジタル化の推進についても意見交換をされておられました。すごく良い、情報共有の場だと思いました。

講義後のアンケートを抜粋いたします。

  • 弊社のような労働集約型の会社でITを導入して労働環境を改善していけるか学びになりました。
  • デジタイゼーション→デジタライゼーション→DXを順に進めていくことにより経営判断に必要な決断が早くできることを学びました。
  • 弊社としてDX化を推進しており、SFAやCRMを導入して業務のクラウド化を進めているが、中々浸透しない部分もあり今回の講義を生かして進めていきたい
  • 今後、スタンダードになる経営知識の一つになるんだろうなと感じた。明確化する事による、経営利益向上について実績等見せて頂き勉強になりました。
  • そもそもDXについて深く理解していなかったので、わかりやすく説明していただけた。ただし、自社に取り組むべきことを考えるとしっかりと考えていかなければならない課題だと強く感じた。

情報収集もどのように行えばよいのかが難しいテーマでしたので、今回が良い機会になっていればと思います。

◆第11講:価値創造計画の策定実習①(業績目標の仮設定と方針の立案)

この実習では、主に「価値創造計画」という自社を強くて愛される会社にするための、いわば「設計図」となるものをどのように検討していけば良いか? ということについて解説いたしました。

この18期で3回ある実習の1回目の今回は、ある意味計画の幹となる「池クジラ戦略」について考えていくための内容をお伝えいたしました。

変革を行うためには、「あるべき姿」と「現状」をしっかりと把握すること。そのための、事後課題で取り組んでいただきました「現状分析」であり、「自社のビジョン」です。このあたりの復習を交えながら、新たに創造していただくことについてもお話ししました。

講義後のアンケートを抜粋いたします。

  • ある種ガイドラインを提示していただきましたが、自身の強みをなるべく出していくことが難しいと感じました。
  • 自社分析を自分がまだまだできていない。
  • ここまで断片的に都度事後課題提出していましたが、一気通貫になっているか、整合性が取れているか、今後取れていくかが心配です。
  • 強くて愛される会社になるために、初めの課題から一から考えてみたい。
  • アタックス社長塾で学びが進むにつれてより多くの目線で物事が視れるようになったと感じる。また当初思っていた自社の強みや弱みも様々な角度で見る事によって、当初と違う事もでてきた為整理したい。

計画策定のイメージは出来ても、実際にやってみないと分からない、というところが大きいと思います。
そのためには、伴走コンサルタントと話し合いを重ねて、計画の一つのストーリーを描く検討・熟考をいただければと思います。

さて、次回ですが、「実践知」がテーマです。
第12講は「<ゲスト講座>一流社長との経営対話」
を予定しており、ゲスト講師として「東海バネ工業株式会社 顧問 渡辺 良機 氏」にご登壇いただきます。
東海バネ工業株式会社:https://www.tokaibane.com/

いよいよ計画策定がスタートし、考えることが増えてくるはずです。
その時は、是非伴走コンサルタントまでご相談ください。

引き続き、頑張っていきましょう、宜しくお願い致します!

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