お疲れ様です。アタックス社長塾の長谷川です。
今回は、先日開催されましたアタックス社長塾(第19期)の開催レポートをお届けいたします!
第8講では「経営者のロジカルシンキング・問題解決技法」を、
第9講では「中堅中小企業に今強く求められるデジタル戦略」を行いました。
講師は、第8講が社長塾のプログラムディレクターである私、長谷川が務め、
第9講は㈱アタックス・エッジ・コンサルティング代表の酒井が務めました。
この日は冒頭に、受講生のお一人が社長に就任されたということで、就任に対する想いについてスピーチいただきました。
このように社長塾在籍中に社長就任されますと先輩社長にアドバイスをいただいたり、逆にこれから就任される方への意見交換できる機会が発生するので非常に良いことだなと思いました。
社長就任、おめでとうございます! 社長塾の後半戦も頑張っていきましょう!
それでは、第8講からお伝えいたします。
【第8講:経営者のロジカルシンキング・問題解決技法】
第8講のゴールは「知ること」ではなく「使えるようになること」です。
なぜならば、ロジカルシンキングや問題解決技法はスキルであり、これまで学んでこられた経営知識をより生かしていただくためのものだからです。今回の講義だけで終わりにせずに、これからの経営業務の中でもどんどん使っていただければと思います。
※今回の講義の背景や感想についてnote記事にまとめました。併せてご参照いただけると嬉しいです!
>> 結局、ロジカルシンキングが上手く使えるとコミュニケーションは良くなるらしい
それでは、参加された皆さまの感想を見ていきましょう。
- ロジカルシンキングを使う場面として、「社員とのコミュニケーションを円滑にする」という視点で考えたことは無かったので、気づきとなった。分解して見える化することで、想いや考えが共有され、社員の育成にもつながると感じた。
- 知識としては知っていたが、繰り返し実践することが大事なことなので、グループワークの機会があってよかった。
ロジカルシンキングで考えをまとめることと、それを話すことは別スキルだと思うので、できてよかった。
もっと個人ワーク・グループワークをやりたいぐらいだった。 - ロジカルシンキングという言葉は聞いたことはありましたが、内容までは知らなかったため、勉強になりました。
ただし、しっかり理解できていない部分や慣れない部分もあるので、しっかりトレーニングしていきます。
⇒良い感想を頂戴いたしました。ありがとうございます!
ロジカルシンキングは基本的なビジネススキルとして、アウトプットの場面での活用イメージを広く持たれているようです。しかしながら、インプット(考える)の場面でも活用することでコミュニケーションの質がグッと良くなります。この点、新たな気付きになった方もいらっしゃいました。是非、日頃から使ってトレーニングしていただけると幸いです。
- ロジカルシンキング・問題解決法をいざ活用しようとすると、WhereとWhyを混乱してしまい、実践は難しく、時間がかかりました。日頃からこのような技法をつかうとよいと感じました。
- Where-Why-Howの順にロジックツリーを作成することで、優先順位や実現可能性も併せて考えることができ、具体的な行動へ落とし込むイメージが湧きました。
⇒こちらは問題解決技法に関する感想です。ありがとうございます。
発生した問題に対して、すぐにHowに飛びついてしまう「How思考」はあまりよくありません。
その前に問題を正しくとらえること(Why)と根本原因の設定(Where)を行ったうえで、解決策(How)を考えるという順番がポイントです。ワークを通して、少しでも伝わっているようで安心しました。繰り返しになりますが、スキルなので実践あるのみ! です。
【第9講:中堅中小企業に今強く求められるデジタル戦略】
この講義のテーマはDXです。この講義を受講いただいた受講生の皆さまはDXの本当の意味について御理解いただけたかと思います。受講した皆さまのアンケートを見ながら、その点を確認していきたいと思います。
- 業績管理の視点として、収益の最小単位を見る、DX←デジタライゼーション←デジタイゼーション、アナログ視点で整流化を
- デジタル化でも3つのステップがあり、その為には事前にアナログ部分の整流化が重要だと学びました。
自社でも、業務フォローを再確認してまず何を局所的にデジタル化できるかを考えてようと思いました。
⇒ご感想ありがとうございます。DXを進めるにあたり3つのステップ(デジタイゼーション、デジタライゼーション、デジタルトランスフォーメーション)があるということを確認しました。まずは局所的にデジタル化を行い、少しずつ全体に広めていくイメージでしょうか。
そのためにも、業務フローの見直しを事前準備として行っておくことの重要性について学びました。
- 現在社内手続きについてデジタル化をすすめておりますので、ちょうどタイムリーな内容でした。
- デジタル化を推進していくうえで、アナログ部分をしっかり整流していくことが大切だと感じました。自社内でDXを進めていくかは検討中ですが、実施する際はアナログ部分をしっかりと整理していきたいと思います。
- 業績管理の分野がウィークポイントだと感じた。
現在、営業販売管理システムの更新を検討しているが、システム導入ありきになっており、第8講の問題解決のツリーを用い、出口の必要データから検討しなくてはならないと感じた。
業績管理、業務フローをデジタル化し、間接部門の労力の使い道を変革し、生産性を上げたい。
⇒デジタル化を推進している方のご感想です。ありがとうございました。
デジタル化の目的や必要な情報など最後(必要な情報)から逆算して設計するという話もありました。業務フローの確認もそうですが、「手段の目的化」にならないよう、自社のデジタル戦略について御検討いただければと思います。
今回は以上です。
次回は第10講では「強くて愛される会社の経営者が描くビジョン」を、
第11講では「価値創造計画の策定実習①」が行われます。
講師は、第10講と第11講のいずれも社長塾のディレクターである小島が務め、
第11講の方には私も一部分を講師として携わる予定です。
社長塾の一つの成果でもある価値創造計画の策定がいよいよ始まります。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします!!
☆お知らせ☆
社長塾の第20期受講生を募集中です!
募集期間は2022/9末まで。
詳細は社長塾HPをご覧ください。
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https://attax-shachoujuku.com/news.html?id=215