第20期アタックス社長塾がスタート! 第1講と第2講を開催いたしました。 | アタックス社長塾

第20期アタックス社長塾がスタート! 第1講と第2講を開催いたしました。

2022年11月7日

お疲れ様です。アタックス社長塾の長谷川です。

今回は、先日開講いたしましたアタックス社長塾(第20期)についての開催レポートです。

第20期の皆さまも全国から14名の経営者の皆様にご参加いただいております。

これから1年間にわたって、自社の現状に深く向き合っていただき、これからの将来像を
創りあげていただきたいと思います。
そこに私どもが実現のサポートとして伴走させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします!

さて、今回は第1講、第2講を「強くて愛される会社の経営論」として、
中堅中小企業の経営者としてのリーダーシップについて考えていきました。

様々な中小企業の実例に基づき、まずは自社の現状把握から始めていく。
そういう主旨の2日間でした。

このブログでは、毎回の講義について、受講生の感想の一部を交えながら振り返りを行っています。
講義の振り返りや思考の整理の一助としていただけますと幸いです。


第1講の冒頭、どうして中小企業は『強くて愛される会社』を目指さなければいけないのか、
ということについて話がありました。

その答えの一つとしてお伝えしたのは

『人を集めないといけないから』

日本社会は人口減少の一途です。
これまでのようにモノを作れば買ってもらえる、
売上が高ければ高い給料が払え、人もたくさん雇える。
そんな時代ではありません。

ここでいう『人』とは、お客様・社員・取引先企業など会社にかかわるすべての人を指します。

「人にどのように集まってもらうのか?」

このことを突き詰めていった先にあるのが『強くて愛される会社』という姿です。

  • 売上至上主義はもう古い
  • 何に惹かれる会社であるべきか
  • 物心両面の経営こそ目指すべき

このような言葉も、講師を務めました西浦塾長は仰っておられました。

『強くて愛される会社』を考えるうえで、第1講では理念経営と財務アタマ、
第2講では池クジラ戦略について切り口を整理しながら講義を展開していきました。

中小企業と一括りにしても様々です。財務的な強さ、競争力の強さも様々ですが、
少なくとも大企業と真正面から戦うと力及ばないのは想像に難くないと思います。

そこで大事なのは「大企業の手が及ばないところで勝つ」という市場をどう見つけるか。

それこそが「池クジラ戦略」の根幹であり、差別化・独自性がないといけません。

今回の講義でご紹介しました徳武産業さま、東海バネ工業さま、松山油脂さまなどは、
元々は皆さまも知っている大企業の下請けでした。

しかし、差別化・独自性を発揮し勝てる土俵(池クジラ)を見出し、
今は下請けから脱却し価格の主導権をもって経営をされています。
(その結果、NHKの番組やカンブリア宮殿などメディア露出も絶えません)

そして、強さの背景には愛される、ということがあることも見逃してはいけません。

今回のアンケートのなかにも「働きがい」「やりがい」という言葉を多く拝見いたしました。
皆さまの中で、すごく意識を持たれていることがうかがえます。
一番、悶々とされているところかもしれません。

この「愛される」という部分こそ、やり方ではなくあり方だと、
色々な『強くて愛される会社』を視察させていただく中で、私は感じています。

他者の価値観の存在を理解して、皆さま個人がどのような距離感をもって接するのか。
このバランス感覚も、1年間の社長塾を通して、グループワークなどを行う中で、
感じてとっていただくことができると思います。

是非、これからの1年間を、どうぞよろしくお願いいたします!

だいぶと長くなってしまいましたが、受講生のご感想を見ていきながら、もう少し講義を振り返りたいと思います。

  • 理念経営や池クジラ戦略について、本で勉強しましたが、話を聞いてスッキリしました。どう会社でリアルに反映させるか? ばかり聞きながら考えていました。
  • 今後、経営者としてどういう在り方でいるべきか
  • 実際の会社事例をもとに、経営理念についてや付加価値の創出について、自社に落とし込むための参考になりました

⇒長時間にわたる講義の受講、大変お疲れ様でした。
そのなかで、このように「自社ではどうか?」「どうすれば良いのか」を考えながら受講いただくこと
はとても有効な活用法だと思います! 今後も主体的に受講いただくことで必ず発見がありますので、
そのあたりを今後の伴走コンサルティングセッションの時に確認いただくと更に良いと思います。
ありがとうございました!

  • 値決めをすることの大切さを理解しつつも、難しさも痛感しています。
  • 付加価値をつけて販売する。他にはないものの価値をつける。
  • 建設業界は値下げが当たり前。高品質・高付加価値を目指し、値決めの主導権を握るという発想は目から鱗だった。自社の強みをもう一度見直し、どう熱狂的ファンを作るかを考えていく必要性を感じた

⇒高付加価値主義や値決めの主導権に関するご感想をいただきました。ありがとうございます!
商品やサービスが他社と価格が同等であれば、価格で優位(安い価格)か信頼性(ブランド力)のある
会社が選ばれてしまいます。市場価格のあるものも同様です。
そうならないために「池クジラ戦略」をお伝えいたしましたので、まずは現状分析で自社を知ることから
始めていただければと思います。一緒に頑張っていきましょう!

  • あらためて社員に対して還元することの大切さを知りました。やはり会社の財産は人であることがわかる講習でした。
  • 働きがいをどうやって感じてもらうかが、今ある課題だと感じました
  • 人とそこに付随するサービスが中小企業においてはかなり差別化になる

⇒良い気付きをいただき、ありがとうございます!
まさに、仰っておられる通りで、人とそこに付随するサービスが中小企業においてはかなり差別化になります。
なぜならば、商品やサービスの機能がコモディティ化しているからです。
お客様と直接やり取りをされている社員の方の対応次第でリピーターになるかも決まってきます。
そのためにも「働きがい」や「やりがい」について、改めて視点を向けていただくことはスゴく意味があると思います。

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