こんにちは。強くて愛される会社研究所の西浦美智子です。
先日、埼玉県入間郡に本社工場を構える、
大和合金（やまとごうきん）株式会社さまへ行ってきました。
2019年 第9回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」中小企業庁長官賞
受賞企業であり、これからの時代の中小製造業のロールモデルの役割も
期待されている注目企業です。
大和合金さまは、特殊銅合材料で、世界トップになることを掲げる、
世界最先端のニーズに応える特殊銅合金のスペシャリストです。
同社の材料は、非常に高い品質を求められる、海外メーカーの製品にも
組み込まれています。
同社では、収益力と、家族主義の両立を理想とし、親子・兄弟・夫婦など
お互いに誘い合って入社する社員の多さが魅力です。
自分の一番大切な家族を誘える職場、
このことが、なにより、社風の良さ、風通しの良さを物語っています。
とりわけ、航空機の離着陸を支える、ランディングギア部品について、
世界を代表する航空機メーカーからも高い評価を受け、航空機市場における
銅合金の販売量では、世界シェア3～4位になっています。
昭和16年の創業以来、時代に合わせて、事業展開を変化させてきました。
本社入口にて。（代表理事の西浦と訪問）
受付に入ると、早速、真心のおもてなしがありました。
わざわざ仕事の手を止め、立ち上がって、笑顔で挨拶をしてくださる
社員のみなさまの表情からも、大和合金さまの素晴らしい社風を感じました。
受付にて。
3代目の萩野源次郎社長は、ご自身も工学博士ですが、
社員の方から希望があれば、大学院に通わせ、博士号を取得させるなど、
皆が、誇りと自信をもって働けるような環境を整えていらっしゃいます。
いろいろと、具体的なお話を萩野社長からうかがい、
そのあと、工場もご案内いただきました。
溶解の工程は、まさに、男の職場と思いきや、
検査の工程などには、外国人の女性たちも何人か、
働いていらっしゃいました。
皆さんが日本語ペラペラで、社長と話しているのが
とても楽しそうだったのが印象的でした。
おひとりおひとりに対して、やさしく声をかけていらした萩野社長、
そして、社員の方たちの清々しい笑顔。
まさに、社員から愛される会社であることを肌で感じました。
社員の立場からすると、トップや上長から声をかけてもらえると
うれしいものですもんね。
こちらは迫力満点です。初めて見る光景に目が離せなくなりました。
見学者、耳栓とヘルメットは必須です。（この日もお借りしました）
自分たちのつくったものが、世界的に有名な航空機の重要な部分に
使われたり、ロケットや半導体などの大事な部分に使われるとあって、
働く皆様の表情にも、仕事に対する「誇り」を感じました。
大和合金さまでは、創業当社から、
「社員が誇りを持って、息子や親戚、親友を勧誘したくなる会社」という
ビジョンを掲げています。
実際に、親子や夫婦、兄弟、姉妹で入社された方は多いそうです。
萩野社長は、「会社の100周年には、親子3代の社員と一緒に祝いたい。」と
おっしゃっていました。
埼玉県入間郡三芳町という地域と、社員を、まるで本当に家族のように
考えるのが大和合金さまの経営方針です。
もちろん、家族ですから、本人が希望すれば、何歳までも働くことができます。
それによって、高い技術力の伝承も実現されているのだと思います。
この日は、2日後にバーベキューを予定されていました。
社員だけでなく、社員の家族も多く来場し、
皆さんが楽しみにされているイベントのようです。
ほかにも、社員懇親会や社員旅行、音楽会（コンサート）などの
社内行事にも力を入れています。
この素晴らしい社風の会社を来年5月に一緒に訪れませんか？
職場の「空気」の良さは、業績にも大きく影響します
どんな仕事をしたいか？ よりも
どんな「空気」の職場で仕事をしたいか？
何をやるか？ よりも
「誰（どんな仲間と）」とやりたいか？
が問われる時代になってきたように感じます。
社員が誇りと自信をもって、家族を勧誘できる会社、
大和合金様へ、一緒に視察に行きましょう。
お申し込みはこちらからです。
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