経営財務顧問 | アタックス税理士法人

経営財務顧問

経営財務顧問は経営判断・意思決定の強い味方です。経営財務顧問で毎月の試算表から”今打つべき手”を一緒に検討していきます。

経営財務顧問では、月次決算を経営に活かすために試算表をビジュアル化した「経営財務三表」を使い、会社の利益構造がどうなっているのか、どこから資金が生み出され、どこに消えているのか、どのような手を打ち、その結果どうなるのかについて一緒に検討いたします。

社長が経営判断や意思決定をする上で大きな武器となり、数字に裏づけされた経営を行うことができるようになります。

経営財務顧問が貴社で行うこと

数字に裏づけされた経営を行っていくためには、月次決算を有効活用することが非常に重要です。経営財務顧問では、試算表を次の1~3の「経営財務三表」に作り替えて、毎月社長と一緒に次に打つべき手を検討いたします。

  1. 利益改善図表
  2. 経営キャッシュフロー計算書
  3. 資金別貸借対照表

1.利益改善図表

損益計算書を図であらわすことにより、直観的に理解できるようになります。
打ち手によって会社の損益がどのように変わっていくのか一目瞭然です。

会社を理想的な状態にするには、いくらの利益を必要とするのか。
その利益を獲得するためにはいくらの売上が必要なのか。

また、その目標を成し遂げるにはどのような方法が考えられるのか。
利益改善図表を使えば、数字から戦略を導き、戦術を一緒に検討ことが可能になります。

月次決算検討会で検討する切り口の例

a. 借入金の年間返済額を賄える必要経常利益は?

利益には税金がかかるため、税金負担を加味すると返済額の約1.5倍の経常利益が必要になります。この経常利益を確保するために必要な売上は一体いくらになるのか。

b. 損益分岐点を引き下げるために固定費に着目する

外部環境の変化を乗り越えるために損益分岐点を80%から70%に引き下げる (売上が20%減から30%減でも耐えられる状態を作る)ためにはいくら固定費を削減する必要があるのか。

2.経営キャッシュフロー計算書

「利益は出ているけれど、いつも資金繰りが厳しい」という声をよく耳にします。
これは利益とキャッシュ(お金)の関係を掴めていないためにおこります。

儲けたお金はどこへ消えてしまったのでしょうか。
お金の流れを把握する資料、それが経営キャッシュフロー計算書です。
利益を上げて喜ぶのではなく、利益を上げて、お金を残して喜びましょう。

月次決算検討会で検討する切り口の例

a. 当期純利益 → 経営キャッシュフロー

会計上の利益と経営キャッシュフローの隔たりは何か?

b. 本業キャッシュフロー

本業キャッシュフローはしっかりと稼げているか。
売れば売るほどキャッシュ(お金)が減るという状態に陥っていないか。

c. 経営キャッシュフロー

経営キャッシュフローの範囲内で借入返済ができているか。

3.資金別貸借対照表

損益計算書は経営成績をあらわし、貸借対照表は財政状態をあらわします。
また、キャッシュフロー計算書はお金の流れをあらわします。

それぞれ特徴をもっていますが、1つだけではその会社の状況を明確に表すことはできません。
損益計算書を見ると多くの利益を上げているが、キャッシュフロー計算書をみると資金繰りが厳しいということもよくあります。

このように2つの資料を組み合わせて見ることもありますが、資金別貸借対照表はこれだけで会社の状況を正確に見ることができます。

企業の活動を4種類(損益資金・固定資金・売上仕入資金・流動資金)の資金に区分し、どの活動によって資金が生れたのか、資金が寝てしまっている理由や資金が不足している理由が一目で把握することができます。

月次決算検討会で検討する切り口の例

a. 安定資金

安定資金(安定的に使用することができる資金)は増えているか。
現預金の増加が流動資金によって支えられていないか。

b. 固定資金

バランスが悪化していないか。

不足している資金を何で調達しているか?無意味に資金が寝てないか?
会社の状態を1つの資料であらわせるからこそ、速やかに改善方法を検討することができるのです。

費用の目安とは

  • 経営財務コース 月額 50,000円~(税抜)
  • 経営財務フルコース 月額 50,000円~(税抜) + 税務顧問料/月 + 決算料/年

※税務顧問料は別途お見積りとなります。
※決算料は別途お見積りとなります。(30万円~(税抜))

経営財務顧問サービスの概要について

厳しい環境のなかで、事業を存続させていくことは非常に大変です。
外部環境の変化にあって、事業存続という目的に向かって航海を進めていくためには、財務の視点からみた羅針盤が絶対に必要です。

会社の現状を認識し、目標との差をつかみ、毎月軌道修正をするため、羅針盤の役割を担う道具が 『試算表』 です。この『試算表』を経営の役に立てていただくのが私たちの願いです。

しかし、私たちの願いとは裏腹に

  • 「試算表は難しくて良くわからない。」
  • 「銀行から提出するよう言われるので作っているだけ。」
  • 「会計のことは経理担当者や税理士に任せているから。」

という声をよく耳にします。

こう思われる方はぜひ『経営財務顧問』を体験してみてください。
体験していただければ必ず以下のように感じていただけるはずです。

  • 「思ったほど難しいものではない。」
  • 「会社が未来に向かって打つべき手を考えるために作っている。」
  • 「社長である自分が数字をみて戦略・戦術を考える時間を作っていくのが大事なんだ。」

私たちは経営を財務の面からサポートする「社長の最良の相談相手」でありたいと考えております。

さあ、一緒に未来を語りましょう!

経営財務顧問の内容

経営財務顧問は、数字のプロとして財務の面から会社(社長)をサポートするサービスです。具体的な内容は以下のとおりです。

1.『経営財務三表』を用いた月次決算検討会の実施

月に1度、『経営財務三表』を用いて会社の現状を認識して頂き、今後どこに手を打っていくべきなのかを一緒になって検討していきます。
毎月、私達と一緒に数字と向き合うことにより、数字に強い経営者になっていただきます。

2.『経営財務三表』を用いた年次決算検討会の実施

今期予測

  • 決算月の3ヶ月前から決算の着地点を予測し、決算対策や納税準備等の決算準備を行っていきます。
  • 決算前に検討するため、スムーズな決算が可能になります。

来期予測

  • 決算対策のみならず、来期の利益計画作りをサポートさせていただきます。
  • 作成した利益計画で資金が枯渇しないかを資金別貸借対照表で一緒に検討していきます。
  • 利益計画と資金別貸借対照表を応用し、未来の貸借対照表を社長と共有していきます。

3.税務監査等の実施

  • 会計帳簿をチェックし、会計処理のアドバイスや税務リスクへの対応を指導します。
  • 税務申告書の作成や税務代理を行います。

スケジュール

下記の三角印は本サービスのご支援パターンを示します(12月決算の場合)。

経営財務顧問のメニュー

経営財務顧問にはお客様の状況に応じ、以下のメニューを用意しております。

1.経営財務コース

経営財務分析(月次決算検討会及び年次決算検討会)のみを実施するコースです。
既に税理士と顧問契約を結んでいる方で財務面からのサポートのみを必要としている方に最適です。

2.経営財務フルコース

経営財務分析に税務顧問を兼ね備えたコースです。
財務面からのサポートも必要だし、税務申告等の税務サービスも必要だという方に最適です。

どちらのコースも財務の面から経営をサポートすることとなりますが、このサービスは、経理担当者でなく社長に対して直接行っていくところがポイントです。したがって、毎月必ず社長とお会いすることとなります。

社長がどれだけお忙しくても、私達とお会いする時間をとっていただく、これが私達の唯一のお願いです。

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